9.食べものによる症状の出方の参考例

−あくまでも“参考”です。症状は様々な原因が複雑に絡み合って出ています−

食べもの通信社刊「乳幼児のアトピー」より 武田尚壽著
「こうすればアトピー性皮膚炎は治る」より

あせものように点在
赤みを帯びてジクジク
四肢の内側、特に脇の下、肘・膝の内側、ソケイ部、お尻などに限定してできる
耳・耳介の周囲
夏に悪化しやすい
とびひ(伝染性膿痂疹)になりやすい
ストロフルス
貨幣状湿疹
滲出性中耳炎

乳幼児期
 目の周りに赤みを帯びた細かいボツボツ
 まぶたがはれぼったい
 涙目
 頬の広い部分に水っぽい表面の盛り上がった皮疹→胸や背中に

乳幼児期以降
 粉を吹いたようなカサカサ
 冬に悪化しやすい

頭や眉毛を中心に脂漏性湿疹
耳介の下が切れる
鳥肌がひどくなったような皮疹が肩・肘・膝にできる

乳幼児期以降
 頭部に脂漏性湿疹とフケ
 夏に悪化しやすい

《小麦》

急性期
 目、口、頬、首の周りに発赤や紅斑用の皮疹
 唇はピンク色で年中突っ張った感じ

慢性期
 粉ふき湿疹(牛乳よりもきめの荒い鳥肌様)
 頭部に白いフケ、脂漏性湿疹

耳の上や後ろが切れることが多い








《米》

小麦アレルギーの場合よりも湿潤傾向
頭にはフケ
顔では目の下や耳の前にビランを作りやすい


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