<07-13 2001年12月09日(日)公開>
@鍋に水を入れます。
Aだし昆布を使う場合−鍋の水の中にだし昆布を入れて弱火〜中火で火にかけます。煮立つ直前に昆布を取り出します。煮立ててしまうとアクが出て臭みがでます。
Bかつお節1つかみを入れて火を止めかつお節が沈んだらダシを漉します。(昆布やかつお節が使えない人はA、Bを省略します。)
C野菜を入れて10〜20分間沸騰直前の火加減で煮込みます。
D塩・醤油・味噌などで味付けします。
大根・ニンジン・カブなどの根菜
セリ・三つ葉・ニラ・ネギなどの香草
ジャガイモ・サツマイモなどの芋類
小松菜・ユキナ・キャベツ・ハクサイなどの葉物
その他に、タマネギ・干しシイタケなど
アクの少ない新鮮な野菜を使いましょう。数種類を組み合わせるとおいしくできます。水・電解質(野菜から出た塩+食塩、醤油、味噌の塩)、ビタミンなど抗酸化物質がいっぱい入った汁が大切です。農薬やダイオキシンなどの汚染の少ない野菜で作りましょう。アレルギーのない野菜で作りましょう。
@お米はよく洗って30分以上分量の水につけておきます。
A鍋または土鍋に洗ったお米と水を入れふたをします。強火で火にかけ沸騰したら吹きこぼれない程度の弱火で40〜50分間炊きます。火を止めたら5分ほど蒸らします。
※お米の粒がお湯の中で常に動いている程度の火加減がベストです。
<おいしく作るコツ>
@ふたを取らないようにすると芯までふっくらと炊き上がります。吹きこぼれるようならふたをすこしずらします。
A途中でかき回したり水を足したりしないで作ると、粘り気なくサラッと仕上がります。
B塩を入れる時は食べる直前に入れてサッとかきまぜます。
C鍋は土鍋やユキヒラがよい。遠赤外線によりおいしく、病気を軽くする効果の強いお粥になります。
<お米と水の分量>
米 | 水 | ||
全がゆ | 1 | 5 | ぽってりと柔らかい |
7分がゆ | 1 | 7 | 器に盛ると水気が残る |
5分がゆ | 1 | 10 | |
3分がゆ | 1 | 15 | ご飯粒がちらほらみえる。吐いている時や下痢がひどい時はこれです。 |
健康な時、時々お粥を作っておいしく食べ、病気の時にも食べられるようにしましょう。
忙しい、時間がない、すぐに食べたいなどの時は炊いたご飯に水を入れて作っても良いのですが、おいしいお粥は米から作ります。
お粥は一緒に作った汁物の汁、塩、梅干し、かつお節に醤油少々をかけたものなどをおかずに食べましょう。
体が芯から温かくなります。
@鍋にくず粉と水を入れます。好みに合わせてショウガのおろし汁とお砂糖少量を入れます。
A弱火にかけ、かき回し続けます。
Bくず粉の白さがとれ透明になりブクブクとあわがでたらできあがりです。
C水とくず粉の割合を変えるとドロドロの程度がかわります。
Dくず粉(豆科の植物葛の根から取ったでんぷん)の代わりにかたくり粉(ジャガイモでんぷん)、サクサク粉(サゴヤシでんぷん)、タピオカ粉(キャッサバのでんぷん)でも代用できます。
@だし汁を用意します。(野菜からだしをとる場合は水だけ用意してAへ進みます。昆布、または昆布+かつお節でだし汁を用意してもかまいません。)
A大根・ニンジンなどを食べやすい大きさに切り煮ます。セリや小松菜など火の通りやすいものは後から入れます。野菜が煮えたら、醤油や塩で味付けします。
Bごはんはザルに入れて水で洗ってネバネバを取っておきます。ごはんをBに入れ、煮たったら火を止めてできあがりです。お粥に比べて消化が悪いので病気が少し良くなってきたら食べます。よく噛んで食べましょう。
お茶には活性酸素を押さえる抗酸化物質が含まれているのでうまく利用すると良いでしょう。ただし、興奮したりおしっこが近くなったりするので夜寝る前には飲みすぎないようにしましょう。
緑茶・ほうじ茶・紅茶・ウーロン茶(同じお茶の葉から作られます。発酵のさせ方で違ってきます。)
アスパラリネア(カフェインが入っていないので赤ちゃんでも飲めます。)
マテ茶など
@湯呑み茶碗に梅干しを半分〜1個入れます。(カツオ節にアレルギーがなければカツオ節を1つまみ入れます。)
A熱いお湯かお茶を注ぎ込みます。
B醤油または塩で味を調えて、熱いうちに飲みます。
果糖を含み、適度に食べると良いエネルギー・水分補給になります。一度に多量に食べず、少しずつ分けて食べましょう。
冬なら、りんごの摩り下ろし、みかんを絞った果汁
春なら、イチゴ
夏なら、スイカ
秋なら、ナシやブドウ