アレルギーっ子の生活

<07-23      2001年12月27日(木)公開>

【ムトウハップ(イオウの入浴剤)による入浴法】

                                              1990・1・26作成 2000・9・17改訂

六一〇(ムトー)ハップ

〔目的〕疥癬(かいせん)症(ヒトに寄生するヒゼンダニによる皮膚病)の治療

〔方法〕薬局でムトウ(610)ハップを購入します。

入浴法その1

直接、浴槽に入れて使います。

1)浴槽にムトウハップを1キャップ分入れます(白く濁ると適量)。
2)ムトウハップの入っている浴槽内で入ります。
3)最後にムトウハップの入っていないお湯(上がり湯)をかけてムトウハップをよく洗い流します。 

入浴法その2

たらいにムトーハップの入ったお湯を作り使います。

1)石鹸を使って、よく身体を洗います。石鹸分はお湯を十分かけて洗い流します。
2)大きめのたらいにムトウハップを1/4から1/2キャップ分入れたお湯(白く濁ると適量)を作ります。
3)タオルを使って身体全体にムトウハップの入ったお湯をかけます(3〜5分間)。たらいの中で、遊んでいれば良いでしょう。
4)最後に、ムトウハップの入っていないお湯を身体にかけて、ムトウハップをよく洗い流します。

※疥癬症の場合、ムトウハップの使用と同時に、家中の寝具の洗濯や、交換、寝具への掃除機がけ、オイラックス軟膏(ヒゼンダニを殺す薬)を塗るなどの対策が必要です。

注意 @芥癖症の場合は連日で4〜5日使います。
Aアトピー性皮膚炎・湿疹がある場合、イオウ分が残っていると湿疹が悪化することがあるので、入浴後は十分お湯をかけて流して下さい。
Bアレルギー体質の強い方が頻回に使うとイオウに過敏になってしまうことがあります。
Cイオウに過敏な方、使用後に湿疹が悪化した場合は、ムトウハップの使用は中止します。

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