『硬度』の算出の仕方=カルシウム×2.5+マグネシウム×4.0
我が国の水道水の硬度は50前後である。そして、国産の『ミネラルウォーター』の硬度は25〜100※1である。
※1
商品名 メーカー 硬度 Ca量(検査結果) Mg量(検査結果) 水道水(東京・赤坂) 52.50 16.20 3.00 南アルプスの天然水 サントリー 32.50 11.00 1.30 六甲のおいしい水 ハウス食品 82.55 23.90 5.70
外国産の『ミネラルウォーター』には硬度が高い※2(=硬水)ものもある。
※2
商品名 原産国 メーカー 硬度 Ca量(検査結果) Mg量(検査結果) バルーヴェル ベルギー ネッスル日本 177.75 67.10 2.00 エビアン フランス カルピス食品 296.95 77.50 5.00 ペリエ フランス ペリエジャポン 377.75 146.30 3.00 ヴィッテル フランス サッポロビール 787.75 201.50 35.50 コントラックス フランス ベリエジャポン 1,503.50
美味しい“水”の条件・基準 |
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@ミネラルをほどよく含んでいる (30〜200mg/l。Caはすっきり味、Mgは苦み、Naは少量で甘み、多量で塩味、Kは少量で甘み、多量で苦みになる) A硬度は高からず、低からず(10〜100mg/l。高いとしつこい味になり、低いと淡白な味になる) B二酸化炭素(炭酸ガス)が溶けている水(3〜30mg/l) C過マンガン酸カリウム消費量(3mg/l以下。水中の有機物量を示し、水の汚れ具合を表す。この値が大きい水は渋い) D酸素がたっぷり入った水(5mg/l。爽やかさ) E無臭な水(3度以下、残留塩素0.4mg/l以下) F水温は低め(体温から-20〜25℃=15℃くらいの水) |