読売新聞−2001年(平成13年)05月15日(火)

地下水に基準の13万倍有害物質
市原の工場

 千葉県市原市の旭硝子千葉工場(友田勝彦工場長)と旭ペンケミカル千葉工場(木村益実工場長)の敷地内の地下水や土壌から、1・2-ジクロロエタンなど発がん性が指摘されている揮発性有機化合物が、最高で環境基準の13万倍という高濃度で検出されたことが14日、わかった。環境省は「10万倍を超える濃度の汚染は聞いたことがない」と話している。両工場は京葉コンビナートの一角にあり、周辺に民家はない。

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