毎日新聞−2000年(平成12年)10月27日(金)
山梨・両親聴取
26日午前9時35分ごろ、山梨県竜王町玉川の県営玉川団地に住む無職男性(58)の長男(2)が布団の上でぐったりしているのを母親(28)が発見、友人を通じて119番した。男児は既に死亡しており、顔に殴られたような跡があった。
南甲府署は両親から事情を聴く一方、司法解剖して死因を調べている。
調べによると、同7時ごろ、近所の人が「(男児を)たたかないで」という母親の叫び声を聞いている。一家は3人暮らし。男児には普段から顔や腕などに殴られたようなあざがあったという。