毎日新聞−2000年(平成12年)10月16日(月)

障害者スポーツフエスティバル
−8種目に快汗!−

 来年秋のみやぎ国体後に開かれる「第1回障害者スポーツ大会」の正式種目を体験してもらおうと、「2000障害者スポーツフェスティバル」(仙台市障害者スポーツ協会など主催、毎日新聞仙台支局など後援)が15日、仙台市青葉区の県スポーツセンターで開かれ、参加者約500人が心地よい汗を流した。車いすハンドボールで、操作の難しさを実感する参加者


 この日行われたのは、
・車いすスラローム
・フライングディスク
・車いすハンドポール
・卓球バレー
・ボッチャ−など8種目。
 
 障害者スポーツ大会の中の「ニュースポーツゲームズ」の種目で、いずれも障害者と健常者が一緒に楽しめるものばかり。投げたボールの距離で競うボッチャはシドニーバラリンピックの正式種目にもなっている。また、1チーム5人で行う車いすハンドボールは「ボールを持って車をこぐことができるのは3回までと決められており、参加者は戸惑いながらも競技を楽しんでいた。

 初めて車いすハンドボールを体験した健常者の東北福祉大2年、中川亮さん(20)は「ボールのキャッチが難しい。スポーツを通して車いすの動きにくさがよく分かりました」と話していた。

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