アナフィラキシーに負けない本

※2002年9月25日に“増補・改訂版”が出ました。

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目次

はじめに−もっと「アナフィラキシー」を知ってほしい

  ●すぐに役立つ内容  ●何を食べたらいいのか

アナフィラキシーが起こるとどうなる−私の次女の場合

  ●私の未熟さも一因だった  ●知らないうちに「原因物質」を食べてしまった!  ●ひとつ間違っていたら……
  ●こどもたちが「先生」

第1章 アナフィラキシーを正しく理解する −生命を脅かす、“暴走するアレルギー”の実態−

  ●アレルギーとアナフィラキシー  ●アナフィラキシーとはどんな病気?  ●これがアナフィラキシーの症状
  ●アナフィラキシー症例の定義(坂総合病院の症例の基づく)  ●アナフィラキシーは何歳ぐらいに起こるのか?
  ●どんな人がアナフィラキシーを起こしやすい?  ●アナフィラキシーの原因は?
  ●どんな場合にアナフィラキシーは起こるのか?  ●腸内の状態がアレルギーの起こしやすさを決める
  ●運動する時には、こんなことに気をつけて  ●アナフィラキシーが起こりやすい季節
  ●花粉の時期に食べてはいけないもの  ●疲労・過労・寝不足・感染は症状を悪化させる  ●解熱鎮痛剤に要注意
  ●アルコール・酒の悪影響  ●予防接種はどうしたらいのかの?  ●予防接種のアレルギー的な副作用
  ●こういう条件が重なった時が危ない  ●アレルギーを持つ赤ちゃんの場合  ●アナフィラキシーが重症になる時

第2章 アナフィラキシー(アレルギー)の原因となる食物、食品添加物、薬品

  ●原因となる食物など  ●原因となる薬品など  ●環境中のアレルギー原因物質

第3章 「アナフィラキシーっ子」を育てるという考え方に変える

  ●「みんなと同じ」という発想を変える勇気  ●「食べられない」ことは欠点ではない  ●本人の力、家族の力
  ●アレルギーっ子のセンサーが反応する  ●日本人が日本人としての生き方を取り戻すために
  ●子どもたちにつけてほしい力

第4章 アナフィラキシーを予防する食事

 食べ方の基本−活性酸素の処理が肝心
  ●野菜を煮た汁物を1日2回食べる  ●活性酸素が発生する条件  ●老化と活性酸素
  ●水の塩素を取り除く
 油脂中に残る環境汚染物質(外因性内分泌攪乱物質=環境ホルモン)対策
  ●野菜の汚染を避ける  ●アレルギー用食事療法施行でダイオキシン類の摂取量を低下させる
  ●アレルギーっ子たちの「警告」  ●その他の「環境ホルモン」物質
 油脂の食べ方
  ●食べる油脂の種類の違い  ●魚や肉などの食べ方  ●害になる油脂を対外へ排出する方法
 赤ちゃんを環境汚染物質から守るには
  ●未来の世代のために  ●母乳をどのように与えるか
 歯の役割から見たヒトが本来食べるべきもの
  ●まず米、そして野菜  ●高等な霊長類ほど草食
 緑の美しい地球を守る食べ方
  ●ヒト本来の食べ方は地球に優しい
 砂糖の食べ方
  ●砂糖を摂りすぎると  ●砂糖を食べる量  ●果物は?  ●甘いものが大好きなあなたへ
 腸の状態を正常に保つ
  ●腸内細菌のバランスが乱れている人の特徴  ●腸の中にカビや病原性細菌を増やさない方法−避けるべきもの
  ●腸の中にカンジタや病原性細菌を増やさない方法−こういうものを食べる ●整腸剤
 牛乳は絶対必要?
  ●牛乳文化は“寒冷地”のもの  ●牛乳文化の栄養バランス  ●ヒトの母乳は低カルシウム
  ●大人の「乳糖不耐」は正常
 食事療法・除去食の進め方
  ●除去食療法中の一般的注意  ●小麦アレルギーの場合  ●米アレルギーの場合 
  ●「常識のウソ」に惑わされず、除去すべきものは除去を続ける  ●検査で値が高い食品は除去を続ける
  ●アレルギーのある食品ばかりに気を取られず、生活全体に目を向ける
  ●子どもだけでなく、家族全体が食事療法に取り組む
 除去食の解除
  ●自分で食品を選択できるようになるまで除去を続ける  ●過去にアナフィラキシーを起こしたことがない場合の解除
  ●アナフィラキシーを起こしたことがある場合の解除  ●アナフィラキシーを起こした人の負荷テスト

第5章 アナフィラキシーを予防する日常生活・生活環境づくり

 食べ方の発達、成長そして独り立ち
  ●0歳・母乳・離乳食  ●1歳以降の食事確率の道筋
 アレルギーっ子の外出・外泊
  ●こうすれば旅行も大丈夫  ●寝具の準備  ●外出先での食べ物  ●出かける先にペットがいる場合
  ●持って行く薬  ●「お出かけグッズ」あれこれ
 弁当についての基本的な考え方
  ●弁当を持っていく時の心構え  ●「弁当」を申請する  ●弁当は意外に簡単
 自律神経・内分泌の働きを正常に保つ
  ●子どもらしい生活リズムを作る
 徹底した掃除でアレルギーの原因を取り除く
  ●寝具に掃除機をかけてダニやカビを取り去る  ●いつ掃除機をかけるのか  ●シーツ・枕カバー・布団・毛布を清潔に
  ●花粉やペットのアレルギーの場合  ●寝具に掃除機をかけるのは誰の役目?  ●掃除機の選び方
  ●布団の選び方  ●枕の選び方
 衣更えの季節の準備
  ●収納していたものの取り扱い方  ●周囲の人たちの衣類にも注意  ●学校や保育所での注意
  ●春の衣更え、卒業卒園式、入学入学式、七五三、成人式、結婚式などで
  ●買ったばかりの新品の寝具や衣類の扱い方  ●暖房器具の使い始めの注意
 花粉の対策
  ●重症の人は
 空気の汚染
  ●室内汚染の代表−タバコ  ●室内の暖房器具など石油・ガス燃焼物による汚染  ●ホルムアルデヒドの対策
  ●大気汚染とその対策−窓を開ける時間  ●洗濯物・寝具を外で干す時の注意  ●室内の空気汚染の季節
 病気になった時の対処法
  ●病気の治療の基本−安静と食事
 病気の時の食事
  ●よく煮込んだものを食べる  ●塩分の補給  ●牛乳・乳製品は食べない 
  ●油物は避ける(解熱鎮痛剤を使わないために)  ●甘いものは食べすぎない  ●アルコールを避ける 
  ●輸入食品を避ける  ●食品添加物の多い加工品を避ける  ●アレルゲン、仮性アレルゲンに注意
  ●母乳を飲ませている場合  ●発熱した時の対処法  ●解熱剤(熱さまし)は必要ない

第6章 アナフィラキシーを起こしてしまった時の対処法

  ●アナフィラキシーを起こしてしまった時の対処法(現場で)  ●ABC(救急蘇生法)
  ●アナフィラキシーやアレルギーを起こしてしまった時−病気を理解するチャンス
  ●アナフィラキシーを記録しておくことの大切さ  ●アナフィラキシーを起こさないために薬はどう使う?

第7章 求められるこころのケア−家族が安心して暮らすために

  ●子どもたちの輝く目  ●生活術を身につける−「目に見えないものが」が大切  ●親のアレルギー−親の生活と食べ方
  ●アナフィラキシーに対するこころの問題  ●突然、嫌気がさしたら  ●アナフィラキシーを起こした次女が質問に答える
  ●参考図書

【増補】アレルギー最新情報

  ●「中和療法」と似た効果をもつ食品  ●腸内細菌とアレルギー

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