抗原特異的リンパ球刺激試験

 リンパ球刺激試験は患児血液から取り出した単核球(リンパ球と抗原提示細胞である単球など)を抗原(食物から取り出した蛋白質)とともに培養し、活性化されたリンパ球内で合成されるDNAに放射線でラベルされたチミジンを取りこませることによって、抗原によって活性化されるリンパ球が存在すること(抗原に対する過敏性を有すること)を確認する検査です。抗原を作用させない状態を100%として、比較し何%増加するかをみます。181%以上が陽性としています。かくれ型(遅延型)アレルギーの反応です。

 抗原特異的リンパ球刺激試験の説明

このページに飛んできた「元のページ」に戻る