アレルギーっ子の生活

<01-04         2000年04月09日公開>

【アレルギーを少なくするより良い生活を送るために】
-これからアレルギー対策を始めようとしている人に-

アレルギー対策を始めるためには知識が必要です。また、これだけは実行して欲しいことを書き出してみました。

これだけは実行する努力をして欲しいこと

@フトンおよび毛布、まくらなど寝具に掃除機をかけてダニ(死骸やフンを含む)またはカビを減らすこと。
Aソバガラまくらをやめて、パイプまくらなどダニやカビが繁殖しにくく、洗えるまくらに換えること。
Bしまってあった衣類や寝具を出すときは、必ず使用直前に洗うか掃除機をかけて、ダニやカビ、付着した化学物質を取り除いてから使うこと。
C最低でも室内ではタバコを吸わないように努力すること。
D花粉、土ボコリや排気ガス・煤煙などの汚れた空気が室内にたまらないように換気する方法を覚えること。
E防虫剤、接着剤、化粧品などの揮発する化学薬品は室内やタンスで使うことは極力避けること。
Fヒトが食べるべき、本来の食べものとは何かを勉強すること。
G自分または子どもにアレルギーを起こす食品は何で、何に入っているのかを覚えること。
H加工品の裏に表示してある成分表を見る習慣をつけること。『表示』の意味を理解すること。
Iご飯と野菜たっぷりの味噌汁を作って、毎日朝夕に食べられるようにすること。
J獣肉・レバー(肝臓)・卵・牛乳・魚・魚卵・貝類に含まれる油脂類の過剰摂取(とくに環境汚染が進んだ場所で獲れたもの、汚染された飼料で飼育されたもの)・甘いものの過剰摂取を避けること。
K湯上がりのタオルは、洗いたての清潔なものを使うこと。
Lお風呂のお湯は毎日かえて新しくするか、きれいな上がり湯を使うこと。
M合成洗剤は使わず、なるべく石けんを使うようにすること。
Nお風呂のお湯に含まれる塩素はなるべく取り去り、風呂上がりの刺激感、ピリピリ感をなくすこと。
O楽しく、生活環境の整備や子育てができるように、相談できる友達をつくること。そのために、お母さんたちが交流できる場所に参加するようにしましょう。

必要なもの

@ダニ用フィルターのついた電気掃除機→電気器具店
Aフトン用ノズル→電気器具店、アレルギー用食品のお店「はじめのいっぽ」
B殺虫剤・殺菌剤のついていない電気掃除機の紙パック→電気器具店
C入浴用石けん−牛乳アレルギーが強くなければ牛脂からつくった固形石けん(無香料のものは台所用にも使えます)、牛乳アレルギーが強ければ牛脂の入っていない椿油やヤシ油などからつくった固形石けん(愛情石けんなど)→「はじめのいっぽ」など
Dシャンプー:液体状洗髪用石けんシャンプー、アレルギーが強い場合はオリーブ100(オリーブ油からつくった液体石けん)など→「はじめのいっぽ」
E農薬の少ない、お米や新鮮な野菜を手に入れるルート→「はじめのいっぽ」、生協など。
Fアレルギー用に厳選した油(アレルギー用なたね油、ブドウ油、カラシナ油、オリーブ油等)→「はじめのいっぽ」、坂総合病院売店
G浴槽内のお湯の塩素を取り除くためのビタミンC(アスコルビン酸原末)→近くの薬局で売っています。
H除湿機→電気器具店
Iそして家族の愛情!

できれば欲しいもの

@浴槽に入れて水の性質をよくするセラミックの石→「はじめのいっぽ」など
A浄水器・シャワー用浄水ヘッド→「はじめのいっぽ」など
B土鍋やセラミックの鍋→「はじめのいっぽ」や瀬戸物屋さん
Cフトン乾燥機→電気器具店
D外泊用封筒型寝袋→デパート、キャンプ用品のお店など
E空気清浄器→「はじめのいっぽ」や電気器具店

※それぞれの項目はパンフレットのそれぞれの項目にヒントがあります。読んで勉強したら、実行してみて、結果をみてから、また勉強して試行錯誤でおこなうことが大切です。

お店アレルギー食品の店 はじめのいっぽです

★はじめのいっぽ(店主:服部昭夫)
      アレルギー食品やアレルギー用品を扱っています。

    〒985-0864
      宮城県多賀城市城南一丁目7番地25号 (館B棟)101
                    電話&FAX 022-309-4498

          ホームページ   http://www.hajime-net.jp

※はじめのいっぽの営業時間案内図はこちらから。


★花みずき(店主:森美和子さん)
      素材と優しさでもてなしてくれる食事のお店。
      事前に相談すると、アレルギーのある食品を除いた食事を作ってくれます。
      使える素材やダメな食品を伝えて相談してください。油も相談に乗っていただけると思います。
      お弁当も作ってもらえます。
            〒985-0054 宮城県塩釜市香津町14-6  
                    電話&FAX  022-363-0807


※花みずきさんの営業時間他詳しくはこちらをクリックして下さい。

かくたこども&アレルギークリニック・親の会関係
かくたこども&アレルギークリニックご案内

 かくたこども&アレルギークリニック(電話 022-368-7717)は基本的に“予約診療”ですが、急患は随時受け付けます電話してから来院するか、インターネットまたは携帯電話で予約して来院してください(インターネットまたは携帯での当日の予約もできますが、診療時間終了の30分前までです)。予約がいっぱいでも、急患の枠を別に設けてあります(がお待ちいただく場合があります)ので、かくたクリニックに電話してから来院してください。特に、定期的にアレルギー外来を受診している人が、発熱、腹痛、嘔吐、下痢、扁桃炎、感染性疾患などで急に悪くなった場合は、時間が許す限り診察します。

2.診療時間は、下の表のとおりで、日曜・祝祭日は休診です。                 

  診療時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
午前診療 9:30

13:00
予約
(30人)
予約
(30人)
予約
(30人)
予約
(30人)
予約
(30人)
予約
(30人)
午後診療 14:00

17:30
14:00-15:00
予防接種
(電話予約要)
(20人)
15:00-17:30
予約
(20人)
予約
(30人)
休診 検査日 14:00-14:30
育児健診
(5人)
14:30-17:30
予約
(25人)
予約
(20人)

16:00
終了
夜間診療 17:00

19:00
なし なし なし 夜間外来
予約
(20人)
なし なし
※予防接種は実施を希望するワクチンの種類を確認するため、電話での予約が必要です。
 前の週の木曜日(4日前)までに予約してください。(ネット予約はできません!)

3.予約・予約変更は、診療時間内では電話(022-368-7717)や待合室にあるタッチパネルでできます。また、インターネット、携帯電話では24時間、予約ができます(クリニックで発行されたIDが必要です)。
  ●コンピューターでの予約アドレス:http://www.go489.net/kakuta/
  ●携帯電話アドレス: http://www.go489.net/kakuta/i

4.アレルギー検査を実施する場合は、来院すると診察前に詳細な問診票を書いていただきます。事前に記入してから来院すると待ち時間が少なくすみます。
   問診表の入手先:診察予約のページ http://www.go489.net/kakuta/ 
               このHP内の「問診表」のページ http://www.hajime-net.jp/Dr-Kakuta/allergy_seikatu/02/02-09.html 。                                                

5.相談室(玄関脇):アレルギーの治療を進める上で抱えるお悩みにお答え致します。食事作りに関するアドバイスも致します。
             必要最低限のアレルギー用の食材も置いてあります。

食物アレルギーの子を持つ親の会ホームページ

 全国に500人以上の会員がいて、食物アレルギーに関する様々な情報が入手できます。会員になれば会報が届き、意見の交換もできます。
        ホームページ    http://www1.u-netsurf.ne.jp/~oyanokai/

「アレルギーっ子の生活」最新ページへ戻る       第1章『はじめに』のindexページに戻る       前ページ(No.01-03)に戻る       第2章『アレルギーの起こり方と考え方』のindexページに進む       このページに飛んできた「元のページ」に戻る